公序良俗の曖昧さ、故に自分で作ることにした。3DCGのモデル作成
皆さんこんにちは、ITTETOです。
今回はゲーム制作についてのお話。
エロゲを作ろう
コンピュータ関係の学校に行っているので、何かゲームを創って発表しないといけない。
陳腐なものを作っても面白くないし埋もれてしまうと考え、VRエロゲ作りたいです!と言ったら会議が始まりました。
「教育上良くない」とかね。義務教育ならわかるよ。そういう主張も。まあ、いろいろ経てエロゲ会社に就職したい人もいるかもしれないからOKということになりました。行くつもりないけどね。
で、今のVRエロゲって結局はエロゲをVRに持ち込んだに過ぎないんですよね。つまりはVR空間内でボタン操作をするという。
イリュージョンのVRカノジョは良い線行っていますが、結局はUIを出して嗚呼これはゲームなんだなと。
個人的にはVR世界で、これは現実ではないと認識させることってしたくないんです。というよりそれってVRである必要がないんじゃないかと思います。
VR≠仮想現実
VR=そのモノをそのモノとして在らしめる本質的な部分を備えている名目上の現実
ですから。
まあそれは良いとして、ゲームを作る際に必要なもの。
プログラムは勉強中だから何とかなる。
モデルは?持っていない。作れない。
新たに勉強するのはめんどくさいからという理由でモデルを借りましょう。となると下の問題に突き当たります。
公序良俗は曖昧過ぎる
無料で公開されているモデルにも著作権は存在していて、ライセンスによって利用させてもらっているということになります。
そして、そのライセンスには「公序良俗に反する行為や目的に使わない」ことを条件にしているものがすごく多いです。
この公序良俗っていうのが曖昧で、大辞林には「公の秩序と善良の風俗。社会的妥当性が認められる道徳観」と書かれています。
これってすごく主観的ですよね。だってエッチしないと子供できないし社会もくそもねえよ!って見方もできるわけですし。
だから使う側としても、いいと思って作った後にこれはダメだ!ってなると非常にめんどくさいわけです。
こんな神モデルもあるけどね
東北ずん子の利用規約にはこんな風にか書かれています。
Q:エッチなことに使っていいの?
A:そういうのはこっそりやるものです
堂々とやらずに、運営に見つからないように、そして一般の人に見つからないようにこっそりやるのが紳士のたしなみですよね。
神か!!こんな風に明確に書いていると使う側も安心ですね。
ほならね
でも、やっぱり他人に借りたデータってすごく質は良くても、自由度が無いしめんどくさいんですよ。立ち回りづらいというか、エロOKか?改造OKか?商用利用OKか?ライセンス表示いるか?なんてものによって違うし、いちいち確認するのもめんどくさい。
ある人は言いました。
「ほならね、自分が作ってみろって話でしょ?」
そうですね。ならば自分で作りましょう!ということで、少しだけかじっているMayaで素体を作ってみました。たつき監督はCinema4Dがオススメらしいです。使ってみようかな。
ここ何年、仕事でプライベートでcinema4Dを勧める度に「ユーザー数がねー」「c4dって何?」と言われ続けてきたので、30分からの行で半泣きになってしまった。これで「AE開いてみて」から話が始められる http://t.co/tM1aROn3ve
— たつき/irodori (@irodori7) 2013年4月12日
はじめてにしては結構できているんじゃないかって、自分で思っています。
でもやっぱりボコボコだし、人体の構造的におかしい部分があるかもしれません。
ところで
たつき監督って絶対脚好きだよね。というか悟りを開いていないとあんなモデル作れませんよ。吉崎観音先生の描くキャラとのマッチ具合が最高ですもん。
ぼくのモデルも影響されてます。脚のあたり。脚好きです。
おわり。